MKVとMP4の違いってなんですか

「mkvファイルをmp4に変換したいですが、いいソフトがなくて困っていますか？」
UniConverter(スーパーメディア変換！)というフリーソフトがあれば、3ステップで超簡単にMK4をMP4に変換できます。
それから、MKVをMP4に変換できる方法を説明します。

Part1: MKVとMP4の違いとは
Part2: MKVファイルをMP4に変換するフリーソフト
Part3: UniConverterでMKVをMP4に変換する方法

Part1: MKVとMP4の違いとは

MKVというファイルとMP4というファイルがありますが、同じようなネーミングですが、同じものではないのでしょうか。実際にMKVとMP4ファイルの違いを見て行きたいと思います。

MKVファイルとは

MKVファイルというのも、動画・音声・字幕などを１つのファイルに格納するためのコンテナファイルです。

映画やテレビ番組などを録画するのには、最適なファイル軽視ということになります。さらに複数の音声を格納することが出来たり、多重字幕も格納することが出来ます。このように、映画を保存しておくには最適なファイルフォーマットで、洋画を日本語字幕つきで格納したりするのには、最適なファイルフォーマットです。さらに、MKVファイルで格納出来る動画データは高品質で、きれいな映像を再生することが出来ます。

ただしMKVファイルの場合、再生するのに再生できないようなデバイスが多々アリ、一般的ではありません。そのため、MKV形式の動画はあまり利用されにくい面があります。

MKVファイルを変換開始

関連記事:iPad上MKV ファイルを再生する方法

MP4とは

MP4というファイルは、MPEG4の動画形式を格納するファイルフォーマットです。格納するのには動画・音楽・文字などの映画などで必要なものはすべて1つのファイルとしてまとめることが出来ます。動画・音声だけではなくテキストも一緒に格納することが出来る、複合的なファイルコンテナがMP4といわれています。

そもそもMP4は、動画フォーマットというよりは、動画フォーマットを格納するコンテナファイルなのです。なので、MP4の中には、MPEG4だけではなく、MPEG1・MPEG2・H264やH265ファフォーマットの動画データを格納することが出来ます。音声としてはAAC・MP3やMP2などいろいろな種類の音声フォーマットを格納することが出来ます。

MP4とは、動画フォーマットではなく、動画・音声など複合的に格納することが出来る格納庫のような役割を果たします。さらに動画や音声をまとめて格納するときに、圧縮してからサイズが小さく出来るようになっています。そのため、映像や音の質が若干落ちる部分がありますが、その分サイズを小さくすることが出来ます。

関連記事:MP4動画を無劣化で圧縮できるソフト

MKVとMP4の違いとは

MP4とMKV形式の動画ファイルを比較してみると、主に次のような違いがあります。

1.MP4のほうが再生できるデバイスが多い

2.MKVのほうが高画質を格納できる

3.MP4のほうが少ない容量で保存できる

項目	MP4	MKV
互換性	MP4の場合はいろいろなデバイスに対応していて、汎用性が非常に高く、ほとんどのデバイスで再生することが出来ます。	MKVファイルの場合は再生できるデバイスが限られていて、再生するときにデバイスを選びます
画質面	MP4の場合はある程度の画質を格納することが出来ますが、MKVのような高画質を格納することは出来ません	同じ映画を保存した場合、MKVファイルで保存したほうがMP4で保存したときよりも高画質の動画を保存することが出来て、再生したときは、MKVのほうがきれいな画像を再生できます。
サイズ	MP4のほうが少ない容量で保存することが出来ます。	MKVのサイズが大きくなってしまい、容量が必要になります。 MKVファイルのほうは、多重音声、多重字幕を格納することが出来て多国語の映画の再生などが出来ます。