SWFファイルはインターネット上で、一世を風靡したファイルフォーマットです。
広く使われた理由としては動画やインタラクティブなコンテンツなどが手軽に作成できたり再生できたたりしたことにあります。
また、SWFで表示されている部分をコピーや印刷などができなかったので、コピー防止などの観点で歌詞の表示などにも使われていました。
現代ではSWFに代わる技術手段が登場したので、廃れてしまっていますが広く使われていたので、ファイルとして残っていたり、SWFとして再生したりという要望は少なからずあるようです。
今回の記事ではSWFを現代で一般的なMP4へ変換する方法や、逆にMP4をSWFへ変換する方法などを解説します。
「SWFという言葉は聞いたことがないけれど、どういうファイル形式なのか知りたい」
「SWFファイルを簡単に作成したい」
「SWFファイルが手元にあるけれど、一般的なメディアプレイヤーで再生したい」
という方には必見です。
1.SWF形式とは？
SWFとはSmall Web Formatを略したもので、アドビ社により開発されていたファイル形式です。
SWFはCGアニメーションやゲーム、グラフィック表示などに使われていたマルチメディア用のファイル形式です。
主要な特徴としてベクター形式のイメージを取り扱うことがメインであることです。そのベクター形式により再生するウインドウサイズを大きくしても画質の劣化がないことがあげられます。
SWFの最初のバージョンはFutureWave Software社が開発しました。その後、同社をマクロメディア社が買収し、さらにマクロメディア社はアドビ社に買収されました。
買収後もアドビ社は継続して開発していましたが、残念なことに2020年12月末でアドビ社はSWFのサポート終了をアナウンスしています。それにともない、再生ソフトのFlash Playerのアンインストールを強く推奨しています。
代替手段としてアドビ社はHTML5、WebGL、WebAssemblyなどを挙げています。
2.MP4動画をSWF形式に変換する方法
MP4動画をSWF形式へ変換するにはUniConverterを使うのがオススメです。
変換するには以下の手順で行います。
UniConverter(スーパーメディア変換！)
- 1,000以上のビデオやオーディオの形式に変換
- 動画をいれたら、最短１秒で変換可能！
- 一万以上のサイトから動画を高速ダウンロード
- そのままに品質で動画を圧縮
- DVD・Blu-ray・音楽CDを作成
- 画面録画・GIF作成・画像変換など高性能
安全・安心： 8,797,576人が使っています。step1.MP4ファイルをUniConverterに読み込む
①まず最初に変換したいMP4ファイルをUniConverterに読み込みます。読み込み方は画面中央の「フォルダ」アイコンにファイルをドラッグするか左上の「メディア」アイコンをクリック→「ファイルを追加」を選択して、対象となるファイルを選択して取り込みます。
step2.出力形式では「SWF」を選択
②変換対象のMP4ファイルが取り込まれると、サムネイルとファイルの情報が表示されます。その情報表示の右側にある「歯車」アイコンをクリックします。
そうすると、変換先の形式を設定する画面が開きます。「ビデオ」タブをクリックして「SWF」を選択します。その右側に画質一覧が表示されますので希望する値を選択します。
step3.「変換」ボタンをクリック、mp4動画をSWFファイルに変換開始
③変換先の設定が完了したら、ファイル情報が表示されている右側にある「変換」をクリックします。
クリックすると変換が実行されます。完了すると画面下の「出力先：」の右側にある「フォルダ」アイコンをクリックすると結果が保存されているフォルダが開きますので確認できます。
3.SWF動画をMP4に変換する方法
SWF形式の動画をMP4へ変換するにもUniConverterが使えます。
変換手順は簡単です。対象となるSWFファイルをUniConverterへ取り込み、変換先の設定をMP4にして変換を実行することによって行うことができます。
変換先の設定時にMP4の画質も設定することができます。
まとめ
SWFは非常に便利なファイル形式でしたが、すでにサポートされなくなっていますので、代替の作成方法として今回紹介した方法でMP4動画からSWFへ変換することにより作成できます。
もしくは過去に作成されたSWFファイルの資産をMP4へ変換することにより、現在でも有効に使える資産として活かすことができます。SWFファイルが大量にある場合でも、UniConverterなら複数ファイルを一括して変換できますので効率的に行うことができます。
今回の記事を参考にしてSWFファイルの作成もしくは変換を行ってみてください。
安全・安心： 8,797,576人が使っています。
